2020年11月12日に発売されたゲームソフト
『天穂のサクナヒメ』(テンスイのサクナヒメ)が大きな話題となっています。
この記事ではこのゲームの魅力、評価、話題などについて取り上げてみようと思います。
アクションと米づくりシミュレーションが融合したRPG
『天穂のサクナヒメ』はアクションRPGと呼ばれるタイプのゲームです。
主人公は豊穣神のサクナヒメで、自分のミスがきっかけで
人間とともに共同生活をしながら冒険するというものです。
本作ではRPGゲームにおける成長システムが「米づくり=稲作」となっており、
そのシステムの斬新さとリアルさが大きな話題となっています。
なお、ゲームのキャッチコピーは「米は力だ!」です。

米づくりのゲーム??おもしろそう!

ユーザーレビューも高評価の話題のゲームソフトだよ!
ゲームソフト(パッケージ版)が売り切れ続出
🎮買取情報🎮
— おじゃま館 正木店@ゲーム&トレカお売りください! (@ojyamasaki) November 21, 2020
人気につき、大募集中🔥
SWITCH 『天穂のサクナヒメ』 4200円
PS4 『天穂のサクナヒメ』 4200円
お買取りお待ちしております!! pic.twitter.com/tNGDIWrwHp
『天穂のサクナヒメ』は家庭用ゲーム機のNintendo SwitchとPlayStation 4で販売されていますが、
パッケージ版のゲームソフトは売り切れ続出のため店頭での入手が困難な状況です。
ネットでは高額で転売されていることもあり、この状況が一部で「令和の米騒動」と呼ばれ、
SNSなどで大きな話題となっています。
(ダウンロード版も発売されており、ゲームそのものは入手可能です)

売り切れで買えないほど大人気なの?すごい!

発売前からちょっと話題だったけど、一気にブレイクしたね
農水省のページを参考に攻略する人もいる
このゲームの大きな特徴が完成度の高い米づくりシミュレーションです。
ここでは田植、育成、収穫のパートがあり、種籾選別(良い種もみを選ぶこと)に始まり、
田植え、水やり、肥料、草むしり、稲刈り、脱穀などの現実さながらの
細かいタスクをこなしていきます。
このリアルさが「ガチすぎる」と言われていて、
攻略のために農林水産省のホームページを参考にするユーザーもいるほどです。
ゲーム開発者もユーザーがここまで「米づくりパート」に
のめり込むとは思っていなかったらしく、大変驚いているという内容でツイートしています。
ゲームそのものの完成度が高く、グラフィックも美麗
「米づくりがガチすぎる」で話題沸騰中の『天穂のサクナヒメ』が本当に本気だったhttps://t.co/CFd4RFUGX8
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) November 21, 2020
田植え期、育成期、収穫期に分けて構成され、さらに各期でも細かな作業が多数存在。肥料もやりすぎればさまざまな問題が起きる。細部まで再現したお米作りを体験できる本作の稲作パートを紹介 pic.twitter.com/662d0mMk75
米づくりに話題が集中している『天穂のサクナヒメ』ですが、魅力はそれだけではありません。
多少「萌え要素」 のあるキャラクターやアニメーションタッチのビジュアルは美麗です。
アクションパートが多少クセはあるものの、慣れれば自由に動き回れる「羽衣操作」も秀逸です。
裏ボスや隠しダンジョンなどのやりこみ要素も満載で、
時間を忘れて熱中できるゲーム内容になっています。
まとめ
『天穂のサクナヒメ』は「米づくり」という斬新なモチーフが話題となり、
大きなブームの兆しをみせています。
しかしこのゲームの本当の魅力は、ストーリー、グラフィック、
ゲームバランスなど全体の完成度にあるようです。
ユーザーが「米づくり」に熱中するのも、そこでサクナヒメを強化して
アクションパートを攻略するためです。
このゲームが、ストーリーを進め、クリアしたいと思わせるほど「おもしろい」からこそ、
農水省のホームページをみて攻略したくなるユーザーも出てくるわけです。
奇抜なシステムが話題になっているからではなく、
魅力あふれるゲームソフトとして『天穂のサクナヒメ』はオススメの1本です。