シリーズ最新作『龍が如く7 光と闇の行方』は高品質エンタメゲーム

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シリーズ最新作『龍が如く7 光と闇の行方』は高品質エンタメゲーム

全世界で1400万本を超えるセールスを記録しているゲームシリーズ『龍が如く』。

その人気の大きさから、映画化をはじめラジオドラマやウェブテレビなど、
各方面のメディアとコラボレーションした作品を生み出しています。

2020年1月にはシリーズ最新作である『龍が如く7 光と闇の行方』が発売されました。

発売からまもなく1年を迎え、
評価も固まってきた『龍が如く7』について取り上げてみようと思います。

日本の「ヤクザ」生き様を伝えるハードボイルド

主人公となるキャラクター「春日一番」はヤクザ(元ヤクザ)で、
時代は現代、東京の歌舞伎町をモデルとなった神室町という街を主な舞台に活躍していきます。

テーマがテーマなだけに、成人向け(CERO:D=17才以上対象)タイトルとなっています。

登場人物やメインストーリーが魅力的で面白い

「龍が如くシリーズ」では主人公以外にもさまざまなサブキャラクターが登場します。
『龍が如く7』にもさまざまな脇役が登場してストーリーを盛り上げていきます。

また、シリーズでお馴染みの
「有名人の3Dモデル(声優兼ねる)がメインゲストとして登場する」というのも健在で、
今作では中井貴一(荒川真澄役)、堤真一(沢城丈役)、安田顕(ナンバ役)といった豪華な面々がみられます。

有名人はそのままの見た目でゲームに登場するの??

スピンオフ作品では木村拓哉さんも登場して話題になっていたよね

サブクエストやミニゲームが面白い

これは「龍が如くシリーズ」の共通の特徴ですが、
メインストーリー以外の部分もとてもよく作り込まれており、ボリュームも満点です。

ほかにもミニゲームも多くあり、ゲーム内の息抜きとして遊べるよう工夫が凝らされています。

主人公とシステムが大きく変更された

主人公はそれまでの桐生一馬というキャラクターから春日一番に変更され、
バトルシステムがアクションからコマンド入力式になりました。

バトルシステムの変更は、
主に今作が「主人公と仲間とのつながりを重視する」というコンセプトに基づき
「共闘」を前提としているためです。

この「変化」によって、一部のファンからは大きな不評を買うことになっていますが、
反面「とても良い」とするファンも多く、シリーズ最高傑作とするレビューも多くみられます。

まとめ

発売から1年近くがたち、ユーザーレビューは概ね高評価が目立ちます。
それまでのシリーズ作品が区切りを迎え、
『龍が如く7』は新シリーズのスタート作品として開発されました。

従来のファン層はもちろん、さらに新規のファンを獲得するために制作された作品としては、
まずまずの成果といえるようです。

龍が如くのファン層が求めるものは、
主人公やシステムが変わっても脈々と息づいているようです。